京都に初めて行く方にもおすすめな季節として挙げられる春。京都の春は、桜や梅、椿などが咲いたり、新緑が見え始めたりと感動的なシーンがたくさんあります。
今回は、そんな3月の京都旅行でおすすめの観光スポット10選をご紹介します。更に、3月に京都府内でおこなわれるお祭りもまとめてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
清水寺 桜越しの三重塔が美しい
清水寺は、京都屈指の人気観光スポットです。音羽山の中腹にある大きな寺院で、国内外から日々多くの人々が訪れます。1994年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されました。
清水寺は観音様にお参りできる場所であり、御本尊は十一面千手観音菩薩です。大きな慈悲を表す姿に、昔から無病息災、立身出世、良縁などを願う多くの人々から厚く信仰されてきました。
満開の桜と建物がよく合う
3月頃、春の清水寺周辺は桜が咲く時期です。桜越しに見る清水寺は美しく、中でも三重塔はおすすめのフォトスポットです。桜越しに三重塔が見える場所を探しつつ、周辺を散策してみてください。
また、清水の舞台から見た景色にも春が見えるため、桜や梅で彩りのある景色を楽しんでください。
清水寺の営業時間や料金等の情報
住所:京都府京都市東山区清水1-294
アクセス:清水道バス停より徒歩約15分
拝観時間:6:00~18:00
拝観料:大人400円
公式サイト:http://www.kiyomizudera.or.jp/
■春は桜、秋は紅葉
京都の名所、清水寺に行ってきました!春は桜、秋は紅葉が美しい清水寺。桜と新緑に囲まれた清水寺はとても綺麗でした。暖かい季節になってきたので、のんびり散策するのもおすすめです。
■桜がみどころ
清水寺詣りは見所がたくさんあります。春は桜が綺麗ですね。休憩含め、2時間ほど居座っていました。また別の季節にもお参りしに来ます。
■春ならでは
桜と新緑で、冬とはまた全然違った姿を拝めました。人は多いですが、やはり景色が美しい!着物姿の方も多くいらっしゃいました。
平安神宮 春の京都と言えばここ
平安神宮は、平安遷都1100年を記念して創建された神社です。桜の名所としても知られており、国の名勝に指定されている庭園には、約20種類、300本もの桜が一斉に咲き誇ります。
谷崎潤一郎の「細雪」に登場する紅枝垂れ桜が特に人気で、美しいその姿は思わず言葉を失ってしまうほどです。栖鳳池(せいほういけ)に映る景色も見逃せません。
観桜茶会で桜を見ながらお茶を堪能
春の平安神宮では、観桜茶会(かんおうちゃかい)を限定開催しています。美しい桜を眺めながらお茶を頂くイベントで、参加にはお茶券を購入しておく必要があります。
春は暖かい時期なので、ゆったりお茶を飲んで過ごすのには最適な時期です。
観桜茶会はお茶券がなくなり次第終了となるため、希望する場合は早めにお茶券をゲットしておきましょう。
平安神宮の営業時間や料金等の情報
住所:京都市左京区岡崎西天王町97
アクセス:岡崎公園 美術館・平安神宮前より徒歩5分
参拝時間(境内):6:00~18:00
参拝時間(神苑):8:30~17:30
参拝料(境内):無料
参拝料(神苑):600円(6月上旬は無料公開)
公式サイト:https://www.heianjingu.or.jp/index.html
■桜が綺麗
なぜか今までスルーしていた平安神宮へ行ってきました。初めて来ましたが厳かな雰囲気。桜が綺麗な季節でしたので、とっても良い時間でした。中に入る価値ありです。
■おすすめです
神苑にて、ちょうど満開の桜を見ながら1時間ほどのんびり過ごしました。明治時代に作られた建物も、周辺の寺社に劣らず素晴らしいものでした。
■癒されました
桜が見頃でした。広くて美しい見ごたえある庭園を散策して、心身ともに癒されました。お気に入りの場所です。
城南宮 枝垂れ梅が咲き乱れる
城南宮(じょうなんぐう)は、方除け、厄除けの御利益があると伝わる神社です。広い庭園では、四季折々の風情を楽しむことができ、梅や紅葉の名所としても知られています。
794年の平安遷都の際、国の守護と都の安泰を願って建てられ、現在も全国から多くの参拝者が訪れています。
満開の枝垂れ梅と椿
3月の城南宮は、枝垂れ梅と椿が美しく咲き誇ります。ピンク、紅、白の色とりどりの花が咲き乱れ、春の訪れを感じられる絶景が広がります。
枝垂れ梅と椿が苔の上で満開になる様子は、春の短い期間だけの特別な景色です。城南宮は梅の名所であるため、ぜひ春の間に足を運んでみてください。
城南宮の営業時間や料金等の情報
住所:京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
アクセス:城南宮バス停よりすぐ
拝観時間:9:00~16:3
拝観料:大人800円、小学生500円
公式サイト:https://www.jonangu.com/
■満開の枝垂れ梅!
ちょうど満開で見頃のときに行きました!圧巻でした!素晴らしかったです!庭園に入るまで20分程並びましたが、それでも見る価値があると感じました。
■満足!
入るまでに30分以上かかりましたが、梅は見事に満開。以前から1度は訪れたいと思っていたので、大満足です。枝垂れ梅の時期なら、行って損はないと思います。
■幻想的な空間
枝垂れ梅と椿が美しく、とても幻想的な空間でした。源氏物語を予習してから行くともっと楽しめますよ。
東寺 樹齢130年の不二桜が咲く
東寺は、真言宗総本山 教王護国寺(しんごんしゅうそうほんざん きょうおうごこくじ)の名を持つ1200年以上の歴史を持つ京都の観光名所です。1994年には世界遺産に登録されています。
平安遷都とともに建立された国立寺院でしたが、嵯峨天皇から弘法大師空海に東寺を託し、日本で初めての密教寺院となりました。
不二桜と国宝五重塔のライトアップは圧巻
樹齢130年の不二桜が今も毎年咲き誇る東寺では、春の夜にライトアップイベントを開催しています。不二桜と国宝五重塔が夜空の下で照らし出される様子は圧巻で、多くの観光客を魅了してきました。
春に京都へ行くなら、夜桜と国宝を一緒に見られる東寺は外せません。
東寺の営業時間や料金等の情報
住所:京都市南区九条町1番地
アクセス:JR京都駅より徒歩15分
拝観時間:5:00~17:00
拝観料:無料
公式サイト:https://toji.or.jp/
■春の東寺が大好きです
東寺は、春の桜の時期が大好きです。たくさんの支えで不二桜が一生懸命咲いている姿と、不二桜の無効に建つ五重塔に感動します。
■夜桜のライトアップに感動
春は桜、秋は紅葉のライトアップが開催されていて、それぞれの美しさに圧倒されます。待ち時間は全然なく、スムーズに中に入ることができました。
■心に残る景色
桜の季節に訪れました。数ある桜の名所の中でも、夜桜がライトアップされる東寺は最も心に残るものでした。
知恩院 境内各所に桜が咲く場所
知恩院は、江戸時代の頃には庶民から徳川家にまで広く信仰を集めたお寺です。古くから京都の人々に親しまれ続けてきました。
境内には国宝や重要文化財が多数立ち並び、見応えがあります。歴史的建築である大方丈、小方丈、池泉庭園、春には桜が各所を彩り、美しい景色を楽しめます。
夜はライトアップで違う雰囲気に
知恩院では、3月から4月にかけて夜間の特別拝観がおこなわれます。国宝御影堂や三門、除夜の鐘で知られる大鐘楼などが桜とともにライトアップされ、美しい景色が広がります。
昭和の名庭である友禅苑で夜桜を楽しむことができ、華やかな色彩が庭園を引き立てるさまは幻想的です。
知恩院の営業時間や料金等の情報
住所:京都市東山区林下町400
アクセス:知恩院バス停より徒歩5分
拝観時間:6:20~16:00
拝観料(方丈庭園):大人400円、子ども200円
公式サイト:https://www.chion-in.or.jp/
■桜のライトアップ
ライトアップされた知恩院へ行きました。境内の各所で綺麗な桜を楽しめて良かったです。
■最高でした!
見所満載のライトアップ!桜の色合いも織り交ぜ、京都の春の匂いが咲き誇っていました。事前に入場チケット買っておけばもっとスムーズだったかも!
■三門だけでも
境内には入らず、三門だけ見てきました。時間がなかったら、それだけでも良いかも…。でも境内はもっと綺麗なんだろうなと思うと、ちょっと悔しいです。
平野神社 歴史ある神社に咲き誇る桜
平安遷都からの長い歴史を持つと言われる平野神社は、桜の名所として京都の人々に愛されている場所です。平野造と呼ばれる社殿は寛永の時代に作られ、本殿は重要文化財に指定されています。
歴史ある神社を彩る春の桜は美しく、生命力を高めると考えられてきました。平野神社のお参りは、桜から生きる力を貰える特別なものなのです。
珍しい種類の桜も
桜の名所である平野神社には、普段なかなか見られない種類の桜があります。境内にある桜は約60種類、400本にも上ります。
「魁桜(さきがけざくら)」は早咲きの桜であり、平野神社発祥として知られています。少し早い時期に訪れても、早咲きの桜を見ることができるでしょう。
平野神社の営業時間や料金等の情報
住所:京都市北区平野宮本町1番地
アクセス:衣笠校前バス停より徒歩3分
拝観時間:6:00~17:00(夜桜鑑賞期間は21:00まで)
拝観料:無料
拝観料(桜苑):500円
公式サイト:https://www.hiranojinja.com/
■京都一の桜
平野神社には数十本の桜が植えられており、本数で言えば京都一です。様々な種類の桜が一斉に咲き誇る様子は、本当に美しいです。
■少し早い時期でしたが…
桜には少し早く、3月上旬に行きました。桜はあまり咲いていなかったのですが、出迎えてくれるかのようにいくつかの桜は早咲きしており、嬉しかったです。
■人が多い
素敵な神社ですが、有名な桜の名所であるだけにシーズン中は人が多いです。ゆっくり静かに桜を見たい人には向いていないかなあ。
高台寺 白と桜色のコントラストが美しい
高台寺は、豊臣秀吉の正室である北政所ねねが建立したお寺です。桃山時代から現代へ守られ続けた美しさが境内に残り、静かに過ごすことができます。
江戸時代から萩の寺と呼ばれ、美しい花の名所として知られてきました。春は方丈庭園の枝垂れ桜が咲き、参拝者を魅了します。
白砂に枝垂れ桜
高台寺の方丈庭園には大きな枝垂れ桜があります。白砂の上に咲く枝垂れ桜のコントラストが美しく、優美さが人気を集めています。
桜が一面に広がる華々しい名所とは違い、静かながら存在感のあるさまが素敵です。晴れていれば、砂の白、桜のピンクに青空が加わり、まるで絵のような景色を見ることができます。
高台寺の営業時間や料金等の情報
住所:京都府京都市東山区 高台寺下河原町526
アクセス:東山安井バス停より徒歩7分
拝観時間:9:00~17:30
拝観料:大人600円、中学生250円
公式サイト:https://www.kodaiji.com/mobile/index.html
■春は枝垂れ桜
夜間ライトアップなど、いろいろなイベントで知られている高台寺ですが、やはり春は枝垂れ桜でしょう。庭園の枝垂れ桜が満開の時期は一番の見ものです。
■退屈しません
初めて行きましたが、庭園の枝垂れ桜が満開でとても綺麗でした。他にも興味深いものがたくさんあり、退屈しませんでした。
■時間があればぜひ
たくさんの桜に囲まれる景色も良いけれど、大きな桜が1つあるのも綺麗でした。時間があればぜひ行ってみて欲しいばしょです。
渡月橋 日本のさくら名所100選に選出
渡月橋がある京都 嵐山は、古くから桜の名所として知られている場所です。日本のさくら名所100選にも選ばれており、渡月橋沿いはお花見スポットとして人気があります。
渡月橋を歩いて桜を見るのはもちろん、周辺にある嵐山公園も人気のお花見スポットなので、飲み物や食べ物を持って休憩がてらお花見するのもおすすめです。
約1,500本の桜が織りなす壮大な景色
約1,500本の桜が一斉に咲き誇る嵐山は、渡月橋から見える壮大な景色が素敵です。満開の時期に訪れれば、絵画の中にいるような美しい光景に癒されるでしょう。
写真を撮りたくなるような景色がたくさんあるので、ぜひカメラを片手に歩きたい場所です。
昼間はもちろん、夕方から夜にかけての黄昏時に訪れるのもおすすめです。
渡月橋の営業時間や料金等の情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1−5
アクセス:嵯峨嵐山駅より徒歩13分
拝観時間:24時間
拝観料:無料
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=8&tourism_id=2682
■午前中がおすすめ
桜の名所である渡月橋。ゆっくり眺めたいなら、午前中の混雑前の時間帯に行くのがおすすめです。
■混雑必至
満開の桜が美しい景色は、目に優しく癒されるものでした。のんびり散歩中に、渡月橋の手前で美しい桜を見ることができました。ゆったり過ごしている方もいましたが、基本的には混雑する場所ですね。
■晴れた日がおすすめ
桜を見るなら、やはり晴れた日がおすすめです。曇りだとイマイチ…美しさが半減してしまうというか。リベンジしたいところです。
祇園白川 京都の風情を感じて
祇園白川(ぎおんしらかわ)は、京都市東山区祇園町の北側にある白川南通り一帯を指します。石畳の道に昔ながらの町家が並ぶ、風情溢れる場所です。
祇園白川の巽橋付近は桜の名所として知られており、春には多くの人々が足を運びます。ソメイヨシノ、枝垂れ桜、山桜、サトザクラが道を彩ります。
京都の町らしい名物が重なる
京都の風情豊かな祇園白川は、芸妓さんや舞妓さんがお仕事する場所でもあります。仕事場へ向かう着物姿の美しい女性を桜の中で見ることができるのは、春の京都ならではの景色です。
町並み、桜、芸妓さんと舞妓さんなど、京都らしい名物を同時に見られるため、おすすめのフォトスポットです。
祇園白川の営業時間や料金等の情報
住所:京都府京都市東山区清本町372 祇園巽橋
アクセス:祇園四条駅より徒歩5分
■桜の季節が美しい
早朝の巽橋付近は人が少なく、桜を堪能できます。小さな橋、流れる川、桜、とても綺麗です。早朝が難しければ、真夜中も人が少なくておすすめです。
■夜の巽橋
夜の巽橋は特に魅力的で、桜の季節は赤い提灯がライトアップされて本当にきれいです。昼間は観光客が多くて落ち着かないですね。
■芸妓さんの邪魔はしない
祇園白川は京都でも有名な小路です。小川のせせらぎとピンク色の桜が見事に調和します。芸妓さんが歩いてきたらシャッターチャンスですが、礼儀正しく、邪魔にならないように心がげましょう。
蹴上インクライン 桜並木が美しい鉄道廃線
蹴上インクライン(けあげいんくらいん)は、かつて稼働していた鉄道の廃線です。現在は国の史跡として整備され、人々が自由に歩ける人気スポットとなっています。
蹴上インクラインの両サイドには約90本のソメイヨシノが立ち並び、春になると満開の桜と鉄道がなんともドラマチックな雰囲気を見せてくれます。
桜の時期は人気爆発
蹴上インクラインは両サイドに桜並木が続くことから、春は写真好きな方や観光客の方で賑わいます。廃線の鉄と桜の花が合わさって、映画の中のような景色が広がるのが人気の理由です。
写真映えする場所でもあり、夜桜も人気です。春の京都に訪れたら、ぜひ見ておきたい場所の1つとして人気があります。
蹴上インクラインの営業時間や料金等の情報
住所:京都府京都市東山区東小物座町339
アクセス:地下鉄蹴上駅より徒歩3分
開放時間:終日
料金:無料
公式サイト:http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000007477.html
■桜花爛漫
3月末に訪れました。蹴上駅から徒歩ですぐのところにあり、散歩がてら見てきました。廃線に桜花爛漫な風景を楽しめるため、たくさんの人が訪れ、皆さん思い思いに撮影されていました。
■着物姿の方も多い
3月末、ギリギリ桜の時期に間に合いました。撮影されている方が多く、カップルや着物姿の方など、色々な方が各々楽しんでいました。桜は満開で、とても綺麗でした。
■花盛りのときに
老若男女、世界の色々なところから、本当に色々な人たちが、思い切り桜を楽しんでいる様子でした。歩きながら綺麗な桜に心と目を奪われっぱなしで、いつまでも歩いていたいような気持ちになりました。
3月に京都で行われる祭り
3月の京都では、あちらこちらで春のお祭りがおこなわれています。
ここでは、京都で楽しめる3月のお祭りを8つご紹介します。
流し雛
厄を移した人形(ひとがた)を水に流し、無病息災を祈ります。
平安装束のお雛様に扮した男女がひな人形を御手洗川に流す神事を済ませ、一般参加者も桟俵(さんだわら)を流すことができる行事です。
平安装束の男女を見られることや、一般的なひな人形を飾るひな祭りとは一風変わった行事であるため、京都ならではのひな祭りとして知られています。
開催期間:3月3日
開催場所:下鴨神社
アクセス:下鴨神社前バス停よりすぐ
嵯峨お松明
嵯峨お松明(さがおたいまつ)は、お釈迦様が入滅した3月15日に合わせておこなわれます。終日多くの参拝者が集まり、狂言や松明を見たり、参道の露店を楽しんだりしています。
お松明式はお釈迦様が荼毘に伏す様子を再現したものであり、3本の大きな松明はあっという間に燃え尽きます。現在は春を告げるお祭りとして親しまれています。
開催期間:3月15日
開催場所:清涼寺
アクセス:JR嵯峨嵐山駅より徒歩2分
ひいな祭
市比賣神社(いちひめじんじゃ)でおこなわれる「ひいな祭」は、平安装束の「ひと雛」が背ぞろいする華やかなひな祭りです。
「ひと雛」とは、人形ではなく本物の人間がお雛様一行となって参拝者を出迎えることを言います。他のひな祭りでは滅多にお目にかかれない「ひと雛」を、ぜひ実際に見に行ってみてはいかがでしょうか?
開催期間:3月3日
開催場所:市比賣神社
アクセス:河原町正面バス停よりすぐ
涅槃会
涅槃会(ねはんえ)とは、お釈迦様が入滅された火に勤める追悼報恩の法要です。お釈迦様三大法要の1つに数えられます。
涅槃とは悟りの境地であり、苦しみが消滅した状態を意味します。涅槃会では、入滅されたときの様相を描いた涅槃図を掲げ、ありし日のお釈迦様を忍ぶ寺院が多数あります。
開催期間:寺院による
開催場所:清凉寺、東寺、清水寺、大覚寺、永観堂、高台寺、知恩院 他
梅産祭
梅産祭(うめうめまつり)は、安産を祈願する梅のお祭りです。子授けや安産の御利益で知られる梅宮大社でおこなわれます。
「梅」と「産め」をかけたユニークな名前のお祭りです。花の香りに包まれる華やかなお祭りで、多くのカップルが訪れます。
神苑には厄35種400本の梅が咲き誇り、素晴らしい景色を見せてくれます。梅の実を使ったお神酒やジュースなどによる接待が受けられます。
開催期間:3月の第一日曜日
開催場所:梅宮大社
アクセス:梅宮大社バス停よりすぐ
東山花灯路
東山花灯路(ひがしやまはなとうろ)は、平成14年から始まった「灯り」をテーマとした催しです。
神社や寺院を始め、多くの歴史的文化遺産や豊かな自然、街並みを温かに照らす路地行灯(ろじあんどん)が昼間とは違った京都の一面を見せてくれます。
生け花展示などもあるため、町を歩くだけでなく1つの行事として楽しむことができるでしょう。
開催期間:3月上旬
開催場所:京都東山エリア
雨乞祭
雨乞祭は、貴船神社(きふねじんじゃ)でおこなわれる水の髪に祈りを捧げるお祭りです。1年の水の恵みを神様に祈り、かつては貴船の山奥でおこなわれていた儀式に由来します。
貴船神社の御神前で神事をおこなったあとは、続いて絵馬焼納式がおこなわれます見学自由なので、気軽に足を運んでみてください。
開催期間:3月
開催場所:貴船神社
アクセス:貴船バス停より徒歩4分
芸能上達祈願祭
芸能上達祈願祭では、知恵を授ける十三まいりのお寺である虚空蔵法輪寺(こくうぞうほうりんじ)で芸事の上達を祈願します。
古くから知恵と技芸をつかさどると伝えられている御本尊「虚空蔵菩薩」に、諸芸の上達を祈って多くの方がお参りに訪れます。祈願法要とともに狂言奉納もおこなわれるため、ぜひ一度ご覧ください。
開催期間:3月10日
開催場所:虚空蔵法輪寺
アクセス:嵐山公園バス停より徒歩3分
京都観光は浴衣・着物を着て特別な思い出にしよう
3月は桜柄の着物を着られる少ない季節の1つです。京都観光中なら着物にも挑戦しやすいので、ぜひ桜の柄がついた着物を着てみてください。
本物の桜と一緒に写真を撮れば、素敵な一枚を残せるでしょう。
京都きものレンタルでは、春の京都旅行にぴったりな色柄の着物を多数取り揃えております。気になる着物を実際に着て、気分を上げながら京都旅行を特別な時間にしてみませんか?
まとめ
3月は冬も明け、京都の町にも暖かい春の風が吹き始めます。梅や桜が咲き誇る名所がたくさんある京都で、ぜひ素敵な時間を過ごしましょう。
本記事でご紹介した観光スポットやイベントを参考に、旅行のプランを組んでみてください。
桜が美しいことはもちろんですが、そんな日本の風情溢れる季節に京都を歩くなら、美しい着物がおすすめです。桜柄の着物や桃色の帯を着て、京都をゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか?
京都きものレンタルでは、春らしい色柄の着物や帯も多数ご用意しております。どんなものを選べば良いのかわからなくても、プロのスタッフがお手伝いするのでご安心ください。
ぜひ春物の着物で、3月の京都旅行を特別な思い出にしてください。