色 赤 牡丹の花に松や様々な草花が描かれています。
牡丹は、百花の王とも言われる花です。いつしかふっくらと膨らんで見事な花を咲かせることから、富貴や幸せを象徴する花として着物の柄に愛用されてきました。松は着物の柄の中でも実に多様なかたちで意匠化され、四季を通して変わらず緑の葉を保つ常緑樹で、数百年、数千年もの樹齢を重ねて大木となることから神聖なものとみなされ、繁栄の象徴として古くから人々に親しまれてきました。長寿、延命の意味もあり、現代でも格調高い文様のひとつです。このお着物は季節問わずご着用いただけます。